よっぽど大人しいイタグレ(イタリアングレーハウンド)でない限り、洋服を着させようとすると嫌がって暴れます。もともと、犬は服を着る動物ではないので、暴れるのは当然のこと。
だからと言って、寒さや汚れから守るための洋服を、着させないわけにもいきません。
そこでこの記事では、洋服を着させようとすると暴れるイタグレに、上手に着させる手順をご紹介します。
洋服を上手に着させる手順
イタグレに洋服を着させる手順は、
の3ステップです。
フードを持って洋服を見せる
まずは、片手にフードを持ち、反対の手で洋服を持ってイタグレに洋服だけを見せます。洋服を持つ手は利き手で、フードを持つ手は利き手と逆の方が楽です。
自分から洋服に首を通すよう誘導
次に、洋服の間からフードを持った手を見せて、自分から洋服に首を入れるように誘導します。飼い主が首に入れてしまうのではなく、自分から洋服に首を通させるのがポイントです。
フードを食べさせながら足を通す
イタグレが洋服に首を通したら、さいごにフードを食べさせながら足を通します。フードはすぐに食べてしまうので、素早く着させることがポイントです。
着させやすい洋服は?
先輩イタグレがよく着ている洋服と言えば「ロンパース(首・胴体から四肢を覆うタイプ)」ですが、ロンパースタイプの洋服は着させにくいため、初心者向けではありません。
いきなりロンパースに挑戦するとイタグレも洋服嫌いになるので、はじめは着させやすい洋服を選びましょう。足も頭も通さない「マント型」の洋服や、足を通さずかぶって脇で留めるだけの洋服は着させやすいのでおすすめ。
洋服を着る行為と、洋服を着ながらの生活に慣れてきたら、ロンパースに挑戦してみましょう。
まとめ
洋服は、寒さや汚れから身を守るために必要です。早いうちからイタグレに洋服を着させられるよう、練習しておきましょう。洋服は、着させやすいタイプを選んでトレーニングをはじめるのがおすすめです。