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イタグレは避妊・去勢手術をするべき?メリット・デメリットを徹底解説!

2018-09-08

イタグレは避妊・去勢手術をするべき?メリット・デメリットを徹底解説!

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イタグレ(イタリアングレーハウンド)の飼い主なら、必ず悩まされるのが「避妊・去勢手術」について。

避妊・去勢手術は生後6カ月ごろに行うのが一般的なので、生後5カ月のイタグレの飼い主さんはとても悩むでしょう。

避妊・去勢手術にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、正しい知識を持ってイタグレにとってベストな選択をしてください。

避妊・去勢手術のメリット

まずは、避妊・去勢手術をするメリットを、オス・メス別にご紹介します。

避妊手術(メス)のメリット

  • 望まない妊娠を回避できる
  • メス特有の病気を防げる
  • 発情によるストレスがなくなる
  • 出血のケアが不要になる

メスのイタグレが避妊手術を行うと、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍(乳がん)の発症リスクを減らすことができます。

乳がんは、最初の発情前に行うと90%以上、2回目の発情前でも高い確率で防ぐことができます。ただし、3回目の発情以降に不妊手術をしても、乳がんに関しての効果はなくなります。

去勢手術(オス)のメリット

  • マーキングが軽減される
  • マウンティングが軽減される
  • 攻撃性がやわらぐ
  • オス特有の病気を防げる
  • 発情によるストレスがなくなる

オスのイタグレが去勢手術を行うと、前立腺肥大、睾丸腫瘍、会陰ヘルニアなど、年齢とともに発症する確率が高い病気を予防することができます。

避妊・去勢手術のデメリット

次に、避妊・去勢手術をするデメリットをご紹介します。

避妊・去勢手術をするデメリットは、性別に関係なく共通して以下のようなデメリットがあります。

  • 手術費用が高額
  • 繁殖が不可能になる
  • 肥満になりやすい

手術費用が高額

避妊・去勢手術には、高額な医療費が掛かります。

一般的には、メスの避妊手術の費用は3~7万円、オスの去勢手術は2~5万円が目安。動物病院によって異なるので窓口で確認すると良いでしょう。

ちなみに、ペット保険の適用外なので、全額自己負担です。

繁殖が不可能になる

避妊・去勢手術をすると、あとから「自分の子を繁殖させたい」と思っても、不可能になります。

生後6カ月ごろまでは、世話やしつけで手いっぱいですが、成犬になり一息つくと、「この子の子どもを生ませてみたい」と思うことがあります。でも、その願いは叶いません。

肥満になりやすい

避妊・去勢手術をすると、肥満になりやすいデメリットがあります。術後はカロリー要求量が15~25%減少するため、いつも通りの食習慣を続けると、すぐに太ります。

食事やおやつの管理を徹底し、太らないように気を配る必要があります。

避妊・去勢手術はするべき?

個人的には、避妊・去勢手術はやるべきだと考えます。

避妊・去勢手術においての最大の悩みどころは、「繁殖ができなくなる」だと思います。飼い主が「この子の産む子どもを見てみたい」と思う気持ちはとても自然なこと。

ですが、繁殖には豊富な知識や膨大な費用が掛かり、素人には難しいのが現実。安易な気持ちで繁殖させてみたいと思っているなら、考え直してください。

まれに「手術するのがかわいそう」と思う飼い主もいますが、繁殖をさせる気もないのに手術をしないでさまざまな病気の発症リスクを高める方がかわいそうです。

大切なイタグレの寿命を伸ばすためにも、避妊・去勢手術はおすすめです。

まとめ

避妊・去勢手術をすることで、メス・オス特有のさまざまな病気を予防できます。肥満になりやすいデメリットもありますが、専用フードの切り替えや食事量の制限でコントロール可能です。

避妊・去勢手術は生後6カ月ごろからできます。お近くの動物病院に問い合わせてみましょう。

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