私と妻は、イタグレ(イタリアングレーハウンド)をペットショップで購入し、その約3カ月後に妻が妊娠しました。
はじめての赤ちゃんだったのでうれしかったのですが、反面、出産後はイタグレと赤ちゃんはどう接するべきか?が心配になりました。
そこでこの記事では、通っている動物病院の獣医さんや、産婦人科の先生、動物病院に勤めている姉から、出産後のイタグレとの接し方について色々聞いたことをまとめました。
イタグレが赤ちゃんに危害を加える危険性は?
イタグレに赤ちゃんを見せると、興味を持って臭いを嗅いだり、遊びの一環で「引っかき」や「甘噛み」をすることがあります。
特に興奮時は思わぬ事故になる危険もあるため、普段はお互いのスペースを分けて、不用意に近づかないようにした方が安心です。
もし接触させるときは、イタグレが落ち着いたとき(疲れて眠そうなときなど)を狙いましょう。
イタグレが赤ちゃんを舐めても大丈夫?
犬の歯周病は多く、3~4歳になると約80%が歯周病というデータもあります。歯周病菌は人にも共通するので、赤ちゃんがイタグレに舐められないように注意した方が良いです。
特に新生児は免疫力が低いため、近づけないようにした方が安心です。赤ちゃんの外出許可が下りたら、様子を見ながらイタグレと接触させてみてください。
赤ちゃんが犬アレルギーになる可能性は?
アレルギーの発症に関しては、遺伝や環境が関係すると言われています。
遺伝的なことは変えようがありませんが、環境面の対策はできます。イタグレの毛やフケが舞わないよう、毎日のブラッシングと定期的なシャンプー、こまめな掃除で清潔な室内を保ちましょう。
出産後にイタグレは情緒不安定になる?
飼い主が赤ちゃんばかりに構っていると、イタグレが嫉妬したり不安になったりします。情緒不安定になると、不適切な排泄や体調不良を引き起こすケースもあるので、イタグレとの触れ合いも忘れずに。
もし、下痢・嘔吐・食欲不振などの体調不良がみられたら動物病院に連れていきましょう。
まとめ
新生児は免疫力が低いため、イタグレと赤ちゃんは離れて過ごした方が安心です。
産後は育児とイタグレの世話で大変になると思いますが、赤ちゃんばかりに構わずに、イタグレとの触れ合いも大切にしましょう。アレルギーの心配もあるので、こまめな掃除も忘れずに。