シャンプーはイタグレ(イタリアングレーハウンド)にとっては怖いものです。
初日でいきなりお風呂に連れて行き、体に水を掛けてシャンプーをしてしまうと嫌がります。こうなると、シャンプーに対して苦手意識を持ち、お風呂に入ることさえ拒みます。
そんな失敗をしないためにも、怖がらずにイタグレのシャンプーデビューを果たす方法をご紹介します。
怖がらずにシャンプーデビューさせる方法
シャンプーデビューは、
- 1~2日目:お風呂に連れて行く
- 3日目:シャワーの音を聞かせる
- 4日目:脚だけお湯で洗う
- 5日目:体全体をシャンプーで洗う
と、数日掛けて段階的に慣らすと怖がりません。
1~2日目:お風呂に連れて行く
犬ははじめて訪れる場所に対して警戒心を持ちます。警戒心を持ったままシャンプーをすると非常に不快な思いをさせてしまいます。
まずは、その警戒心を解くためにも、お風呂という空間に慣れさせましょう。
お風呂に入れると、「ココはどんな場所なのか?」確認するために臭いを嗅ぎます。気が済むまで、お風呂の臭いを嗅がせてください。
人間用シャンプーや石鹸などは誤飲の恐れがあるので、あらかじめ隠しておきましょう。洗剤の残りも舐めると危険なので、掃除しておきます。
同時に、ドライヤーにも慣らしておきましょう。
3日目:シャワーの音を聞かせる
1~2日目でお風呂の空間に慣れさせたら、3日目はシャワーに慣れさせます。
シャワーヘッドをイタグレに見せて、気が済むまで臭いを嗅がせます。気が済んだらシャワーから水を出して音を聞かせます。近くでシャワーから水が出るとビックリするので、なるべく離れて使用します。
4日目:脚だけお湯で洗う
お風呂に怖がらずに入るようになり、シャワーの音にも慣れてきたら、4日目は実際に体を洗ってみます。
いきなり頭や顔を濡らすと嫌がるので、はじめは脚だけ洗います。水が飛び散らないように、シャワーヘッドは体に密着させます。シャンプー剤を使うのはまだです。
脚を洗ったら、乾いたタオルでしっかり水分を拭いてあげてください。
5日目:体全体をシャンプーで洗う
5日目は、いよいよ体全体のシャンプーをしてみます。時間が掛かるとストレスになるので、はじめは完璧にやろうとせず、手早く済ませましょう。
シャンプーが終わったら、しっかりタオルで体を拭き、ドライヤーで完全に乾かします。
以上ができたら、ご褒美をあげながらよく褒めてあげて、無事にシャンプーデビュー終了です。
まとめ
シャンプーデビューでイタグレに嫌な思いをさせると、次回からお風呂に入ることを拒絶し、飼い主もイタグレもお互いにストレスになります。
はじめは苦労しますが、ちょっとずつ慣らしていくことでシャンプーが好きになり、飼い主もイタグレもシャンプータイムが楽しい時間になりますよ。