イタグレ(イタリアングレーハウンド)の車酔いを予防する効果的な方法と、車酔いをしたときの対処法をご紹介します。イタグレのドライブデビューを考えている飼い主の方は、ぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
イタグレも車酔いするの?
イタグレに限らず、犬は車に酔います。特に、車の揺れに慣れていない子犬は酔いやすいと言われています。
車酔いの症状としては、
- あくびをする
- よだれが出る
- 息遣いが荒くなる
- 落ち着きがなくなる
- 嘔吐
などが現れます。
車酔いを経験すると車嫌いになり、ドライブに連れて行くのが難しくなります。徹底した予防が必要です。
車酔いの5つの予防法
車酔いにならないためには、
の5つの方法が効果的です。
ドライブに徐々に慣らす
車酔いにならないための根本的な予防方法は、ドライブに慣らすことです。
車に慣らし、音や振動に慣らし、ドライブに慣らすといった具合に、段階的に慣らしていきます。いきなり1時間の長時間ドライブに連れて行くと、ほとんどの犬は酔います。
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こまめに休憩をとる
どんなにドライブに慣れていても、その日の体調や状況で、車酔いすることはあります。様子をみながらこまめに休憩をとり、イタグレの負担を減らしてあげましょう。
クレートに入れて固定する
ペットショップや通販では、犬用のシートベルトが売られていますが、クレートやゲージの方が揺れに対する安定性があり、車酔い防止になります。運転中はクレートやゲージに入れ、シートベルトで固定しましょう。
空腹の状態で乗せる
人も同じですが、イタグレも満腹の状態だと気持ち悪くなりやすく、たくさん吐いてしまいます。数時間前から食べ物を与えないようにすると、吐くものがないので苦しくありません。
疲れさせる
個人的にもっとも効果的だと思うのが、車に乗せる前に疲れさせて、ドライブ中に寝かせることです。
ドライブの前に思いっきり遊ばせ、そのあとに車で抱っこしていれば眠くなります。眠そうな顔をしたら、クレートに入れて寝かせます。
すると、寝ているうちに目的地に着き、車酔いをしません。
車酔いになったときの対処法
ドライブ中に、よだれが出て息遣いが荒くなったり、頻繁にあくびをしているなら「吐きそう」というサインです。
まずは、落ち着いて車を停められる場所を探し、停車します。次に、車の窓を空けて、外の空気を吸わせてあげます。
しばらくして落ち着いた様子を見せたら、出発してください。
どうしてもドライブに慣れてくれない、車酔いが激しいイタグレの場合は、動物病院で獣医師に相談してください。酔い止め薬を処方してくれます。
まとめ
イタグレも車酔いをします。症状としては、あくびやよだれが出るなどです。
車酔いを防止するには、車に慣らすことが先決です。それでも車酔いはするので、こまめな休憩は欠かせません。ドライブ前の食事を控え、ドライブ中は寝かせるも効果的です。
もし車酔いになったら、停車させて外の空気を吸わせてあげましょう。
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