イタグレ(イタリアングレーハウンド)を車内で待たせるのは、しつけの面では良いですが、夏の暑い日にはおすすめできません。
車内で待たせる危険性
夏の暑い日に、イタグレを車内に閉じ込めると熱中症の危険があります。毎年、夏になると多くの犬が、高温になった車内に取り残され亡くなっています。
イタグレは暑さには強い犬種ですが、さすがに車内の暑さには耐えきれません。クレートやゲージ内はさらに温度が高くなるので危険です。絶対に車内に残さないでください。
暑い日に、どうしても車内で待たせなくてはならないときは、すべての窓を数cmずつ空けておき、飲み水も用意しておきます。締め切った車内で5分以上待たせるのは危険なので、すぐに戻ってきてください。
しつけの面では待たせた方が良い
車内の温度が快適になる季節ならば、車で待たせるのはOKです。
と言うのも、「ドライブの休憩時に、いつもイタグレと一緒に車を降りる」という行為を繰り返すと、人が下りるときは自分も降りられると学習し、それ以降、人が下りる度に騒ぎ出します。
騒ぐと飛び出しの危険があり、交通事故になりかねません。車内でお利巧に待つことを教えるのも、しつけの一環です。
まとめ
夏の暑い日は熱中症の危険があるため、イタグレを車内で待たるのは危険です。絶対にやめましょう。油断している秋も意外と熱中症になる犬が多いので注意してください。
車内が快適な温度なら、数分のお留守番は問題ありません。車内でお利巧にお留守番できるようになった方が、飼い主にとって楽ですし、飛び出しの危険を回避できるメリットもあります。徐々に慣らしていきましょう。
-
ドライブデビュー!イタグレを車に慣らす方法は?
イタグレをドライブに慣らす具体的な手順と、ドライブ嫌いにさせないコツ、ドライブデビューの時期について解説します。
続きを見る