イタグレ(イタリアングレーハウンド)のサークルの選び方をご紹介します。
この記事で分かること
サークルの種類の選び方
サークルにも、さまざまな種類があります。
大きく分けると、
の3種類があります。
柵で囲まれたサークル
四方を柵で囲んだ、一般的な形状のサークルです。
メリット
どこにでも売っており、種類が豊富なので、比較しやすく手に入れやすいメリットがあります。頑丈で、長期的に使うことができます。
デメリット
柵の間に足が挟まる危険があります。柵をかじることもあります。
折りたたみ式のサークル
メッシュ素材などで出来ている、折りたたみ式のサークルです。
メリット
折りたたみ式で軽量なので、車に乗せたりピクニックに行ったときにも使えるメリットがあります。
デメリット
デメリットは、トイレを失敗した時に掃除が大変であることです。軽いのでサークルごと転倒する危険もあります。噛んで糸がほつれたり、ボロボロになる恐れもあります。
パネル式のサークル
パネル(薄い素材の板)で四方を囲むサークルです。
メリット
透明なパネルであれば、圧迫感がありません。柵や折りたたみ式と違い、噛みつく部分がないため、事故の心配が少ないメリットもあります。パネル同士をつなげて、サークルを広げることも可能です。
デメリット
他のサークルに比べて種類が少ないため、ペットショップに行っても販売していない可能性があります。売っていても1種類のみで、比較ができないこともあります。出入口のドアがないので、しつけには向きません。
サークルのサイズの選び方
サークルのサイズは、「大きめ」がおすすめです。
イタグレは小型犬ですが、成犬になると柴犬ほどの大きさになります。体高(立ったときの足から頭上までの高さ)で言うと、48cmほどになります。
子犬のときは縦60cm×横90cm×高さ60cmほどのサークルでも十分です。しかし、見る見る成長して、成犬になると窮屈に感じられます。結局、大きいサークルに買い替えることになります。
成犬になったときに窮屈に感じないよう、縦60cm×横120cm以上の大きめのサークルを買っておきましょう。
サークル選びのポイント
サークル選びのポイントは次の通り。
掃除がしやすい
トイレのトレーニングが完璧ではない子犬は、サークル内でトイレを失敗します。掃除のしやすいサークルを選びましょう。おすすめは、サークルの下のトレーが柵全体を覆っていて、取り外せるタイプです。
ワイドサイズのトイレ・ベッドが入る
レギュラーサイズのトイレとベッドしか入らないサークルだと、イタグレが大きくなったときに、ワイドサイズのトイレとベッドが入らなくなります。
買い替える必要が出てくるため、はじめからワイドサイズのトイレ・ベッドが入るサークルを選びましょう。
屋根が設置できるタイプ
飛び出しによるケガを防ぐため、屋根が設置できるタイプが安心です。屋根があると、その上にペット用品を置くスペースが確保でき、飼育や収納に便利です。
四隅に隙間がない
イタグレに限らず、犬はサークルの隅の方でピョンピョンと飛び跳ねます。飛び跳ねると、小さな足が四隅に挟まり、思わぬケガをします。特にイタグレは足が細くて心配なので、四隅に隙間がないサークルがおすすめです。
まとめ
サークルは、イタグレが長い時間を過ごす部屋となるので、選ぶのには慎重になりたいところ。価格も重要な判断材料ですが、長く安心して使える快適なサークルを選びましょう。
-
どこが適切?イタグレのサークル(ハウス)の設置場所
イタグレの飼育に必要なサークル。室内のどこに置くのが適切か?設置場所のNG例とOK例を図解します。
続きを見る