生後4カ月ごろまでのイタグレ(イタリアングレーハウンド)は、市販のドッグフードを水に浸して(ふやかして)から食事を与えます。その方法と、何カ月ごろまでふやかすのか?ご紹介します。
この記事で分かること
ドッグフードをふやかす理由
生後間もないイタグレは、歯が生えそろっておらず、消化器官も発達途中であるため、ふやかして食べやすく、消化しやすくします。
パピー(生後1歳未満の子犬)用のドッグフードもありますが、与えると消化不良を起こす可能性があります。
ふやかしたドッグフードには水分が含まれるので、水分不足による体調不良も予防できます。
ドッグフードをふやかす手順
ドッグフードをふやかす手順は、
で完成です。
フードをお皿に入れる
ドッグフードをお皿に入れます。
ドッグフードは、今まで与えていたものと同じものを使います。ペットショップやブリーダーから引き取った方は、購入先のドッグフードから変更しないでください。
フードにお湯を注ぐ
お湯をドッグフードが軽く浸るくらいまで注いでください。
使用するお水は、水道水で大丈夫です。沸騰させるのが面倒であれば、電子レンジで温めた水を入れてください。
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30分間待つ
ドッグフードが完全にふやけるまで、約20~30分間お湯に浸します。
20分くらいでもふやけますが、フォークなどで突いて中心が固いようなら、もう少し待ちましょう。
電子レンジで温める
ふやけたら、ドッグフードだけ取り除き、ラップに包んで電子レンジで温めます。温まったら、お皿にドッグフードを戻してから与えます。電子レンジ対応のお皿なら、そのままレンジで温めます。
温めすぎるとヤケドをするので、人肌くらいの温かさにしてください。
お皿によっては電子レンジ不可であったり、電子レンジに入れるとお皿が高温になり、イタグレが火傷するので注意。ラップに移すと安心です。
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ドッグフードをふやかすポイント
ドッグフードをふやかすのには、時間が掛かります。ですので、あらかじめふやかしておき、冷蔵庫で保存しておくと、次の食事をスムーズに与えることができます。
イタグレは、ふやかす準備をはじめた時点でご飯だと気が付き、そわそわします。そわそわしながらキャンキャン鳴きはじめて、そこから30分間も我慢しなくてはなりません。特に、忙しい朝は大変です。
あらかじめふやかしておけば、イタグレを待たせることなくご飯を与えられるので、先に準備して保存しておくことをおすすめします。
ドライフードへの切り替え時期
生後4カ月ごろからは、ドライタイプ(ふやかさない普通のドッグフード)に切り替えましょう。この時期には、歯が生えそろっており、消化器官も発達しているので、ドライタイプを与えて問題ありません。
ただし、いきなりドライフードに切り替えるのは良くありません。
最初は、ふやかしたドッグフードにドライフードを少量だけ混ぜて与えます。徐々に混ぜるドライフードの割合を増やしていき、1週間ほどかけて完全にドライフードだけに切り替えてください。
まとめ
生後4カ月ごろまでのイタグレは、歯が生えそろっておらず、消化器官も発達途中であるため、ドッグフードをふやかしてから与えます。
ふやかし方は簡単で、お湯を市販のドッグフードが軽く浸るくらいまで注ぎ、30分間待つだけです。
生後4カ月を過ぎたら、1週間かけてドライフードに切り替えましょう。
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