イタグレ(イタリアングレーハウンド)にシャンプーをしたら、仕上げとしてドライヤーで乾かす工程が欠かせません。しっかり乾かさないと風邪をひいたり、真菌になったりします。
ところが、大音量・大風量のドライヤーはイタグレにとっては怖いもので、慣れる前に使うと嫌がって逃げ回ります。
そこでこの記事では、イタグレをドライヤーに慣れさせる方法をご紹介します。
ドライヤーに慣れさせる方法
ドライヤーは、
と、段階的に慣れさせることがポイントです。
ドライヤーを見せる
まずは、イタグレにドライヤー見せて、気が済むまで臭いを嗅がせます。
犬は、はじめて見る物に対して「コレは何か?」と興味を持ち、確かめるために臭いを嗅いだり噛んだりします。
もし噛んでしまっても、「コラ!」などと叱らないでください。叱るとドライヤーに対してイヤな印象を持ちます。噛んだら離して、少ししたらまた臭いを嗅がせます。
使用するドライヤーは、人間用のドライヤーで問題ありません。
ドライヤーの音を聞かせる
次に、ドライヤーから風を出して音を聞かせます。近くで使用するとドライヤーの音でビックリするので、なるべく離れて使用します。
音を出すとビックリするので、飼い主が「大丈夫だよ」などと声を掛けると安心します。
ドライヤーの風をあてる
イタグレがドライヤーの音に慣れてきたら、遠くの方から風を当ててみて、風があたることに慣れさせます。怖がらないようなら、段々と近づけてみます。
風をあてている最中も、飼い主が「暖かいね。気持ちいね」などと声を掛けます。決して「怖いね」などとネガティブな声掛けはしないように。
我慢できたら褒める
嫌がらずに我慢ができたら、褒めながらご褒美を与えましょう。
怖がって逃げ回るようなら、ご褒美を目の前に置いて「マテ」の指示で待たせ、ドライヤーの風をちょっとずつあて、我慢できたらご褒美を与えます。
これを繰り返すと、「ドライヤーを我慢したら良いことがある」と学習し、ドライヤー嫌いを克服できます。
まとめ
ドライヤーは音が大きく強い風が出るため、慣れていないイタグレは驚き、嫌がります。いきなりドライヤーをあてるのではなく、段階的に慣らしていきましょう。