犬を長時間 お留守番される機会があったので、自動給餌機「カリカリマシーン」を買ってみました。
この記事では、カリカリマシーンで何ができるのか?といった基本的なことから、使ってみての正直な感想を飼い主目線でレビューしたいと思います。
どの自動給餌機を買おうか迷っている方、カリカリマシーンが気になっている飼い主さんのご参考になればと思います。
カリカリマシーンとは
商品名 | カリカリマシーン |
サイズ | H380 x W245 x D300mm |
タンク容量 | 4300cc(約1,500~1,800g) |
給餌量 | 10g~100g / 回(0g設定可) |
給餌回数 | 0~4回 |
給餌設定 | 5分単位 |
録音時間 | 最大10秒 |
重さ | 約2.1kg |
電源 | ACアダプタ 電池(単一×3) |
小売希望価格 | 8,970円(税込) |
ブランド | うちのこエレクトリック |
カリカリマシーンECOとは、タイマー式の自動給餌機(じどうきゅうじき)です。指定した時間に、指定した量のドッグフードを自動で与えてくれます。
公式サイト:うちのこエレクトリック
できること
- タイマーでドッグフードを自動で与える
- タイマーは1日1~4回まで設定できる(5分単位)
- 1回に与えるエサの量は10g単位で調整できる
- 1回に与えるエサの量は最大で100gまで
- エサの量は都度、変更できる
- エサが出るときに録音したボイスを流せる
カリカリマシーンは、1日最大4回まで、指定した時間に指定した量のドッグフードを自動で与えてくれます(1日1回だけの給餌も可能)。
1回に与えるエサの量は10g単位で調整でき、最大で100gまで設定できます。エサの量はその都度、変更ができます。たとえば、1回目は30g、2回目は20g、3回目は50gといった風な設定ができます。
録音機能もついており、飼い主のボイスを録音し、給餌と同時に流せます。ボイスは最大で10秒までで、3回連続で流れます。
ウチの犬は1日100g食べさせているので、「6時:40g」「12時:20g」「18時:40g」に設定しています。
できないこと
- カメラでの監視
- リアルタイム通話
- アプリとの連携
- 半生やウェットフードの給餌
- 大粒なドッグフードの給餌
カリカリマシーンにはカメラや通話機能、アプリとの連携はありません。
これらは上位機種『カリカリマシーンSP』で可能になります。「エサを食べたかカメラで確認したい」「外出先からペットに話しかけたい」ということであれば上位機種の購入も検討してみてください。
カリカリマシーンでは、1粒の最長面が1.5cm以上のドライフードは使用できない可能性があります。また、ドライフード専用の自動給餌機なので、半生やウェットフードは給餌できません。
開封の儀
ここからは、実際にカリカリマシーンを買ってみたので開封の様子をご紹介したいと思います。
箱はこのくらいの大きさ。
箱を開けてみると、本体が見えました。
本体は38cm×24.5cmなので結構大きめ。
フタを開けてみます。フタはロックされていて、犬や猫が簡単に開けられないようになっています。
本体には何か入っています。
フードトレーとACアダプタが入っていました。
付属品
カリカリマシーンの付属品を整理すると、
- 本体(カリカリマシーン)
- フードタンク
- フードトレイ
- 取扱説明書
- ACアダプタ
の5点でした。
※フードタンクははじめから本体に入っており、取り外しができます。
初期設定と使い方
フードトレーを本体に差し込みます。
ACアダプタをコンセントに挿します。
なお、電源でも稼働しますが、電池(単一×3本)の使用も可能です。
本体の底にある電源スイッチをONにします。
電源が入るとディスプレイが青く光りました。
フードタンクにドッグフードを入れてみます。ちなみに、写真のドッグフードはアーテミス「アガリクスI/S」。
ドッグフードをフードタンクに入れるとこんな感じ。
さっそく、テストで給餌。問題なくフードが出てきました。
現在時刻やタイマー(給餌時間・給餌量)の設定します。
さいごに、ボイスの録音をして設定完了。
良かったところ
- 1日4回まで給餌できる
- エサの分量を調整できる
- 正確な時刻に、正しい分量が出てきた
- 犬が操作ボタンを押さないよう、カバーで覆われている
- カバーがしっかりロックされているから盗み食いがない
- フードトレイが広くて食べやすそう
- お手入れがカンタン
- コンセント給電と電池の2通りで稼働するから停電時も安心
説明書は写真つきで、とてもわかりやすい内容でした。操作自体もそこまで難しくはなく、すぐに使えます。
給餌設定は5分単位で設定ができ、フードの量も10gで設定ができます。条件をいろいろ変えてみても、正確な時刻に、正確な量が出てきました。
フタはしっかりとロックされているので、たとえ犬がイタズラしようとしても、盗み食いの心配がありません。コンセントと電池の2WAY電源である点も安心。
「カメラ機能はいらない」「アプリでの操作は不要」「ちゃんとエサを与えられればいい」という飼い主にはピッタリな自動給餌機です。
残念だった点
カリカリマシーンで残念だった点は、給餌後に本体内部に2~3粒ほど残ってしまうこと。
ちゃんと正確な時刻に、正確な量のフードが出てくるのですが、ドッグフードがすべて出ず、2,3粒残ることがあります。そのため、犬が前脚や鼻で本体をつつくと、衝撃で内部に残ったフードが出てきます。
この仕組みを覚えてしまうと、犬や猫が「前脚や鼻でつつくと、フードが出てくる!」と学習してしまう恐れがあります。こうなると、ペットはフードが出てくるまで給餌機をつっつくようになります。
この点だけ、残念でした。
関連記事:「カリカリマシーン」ペットのイタズラによる転倒防止策3つ
まとめ
カリカリマシーンは、機能こそシンプルなものの「正確な時刻に、正確な量のフードを出す」といった基本的な役割をしっかりこなしてくれる自動給餌機です。
多機能な自動給餌機や、格安で売られている商品もありましたが、個人的にはこれで良かったし、満足しています。
犬や猫の自動給餌機を探している飼い主さんにおすすめですので、ぜひ購入してみてくださいね。