犬を繁殖させて販売しているブリーダーの中には、利益重視の悪質な業者もいます。
犬を飼おうと思っているあなたも、質の悪い環境で子犬を繁殖させている光景を、ニュースなどで目にしたことがあるでしょう。
そんなブリーダーから犬を購入しないためにも、悪質ブリーダーを見分ける4つのポイントをご紹介します。
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悪質ブリーダーの4大特徴
ブリーダーから犬を購入するときは、
の4つをチェックし、1つでも該当するようなブリーダーからは買わないでください。
いろんな犬種を繁殖させている
本来、ブリーダーはその犬種が好きで、その犬種のみを繁殖させているものです。
ところが、「今流行している(売れている)犬種は○○だから、今年は○○を育てよう」と、流行の犬種をチェックし、短いスパンでコロコロ犬種を変えてるブリーダーはNG。
社会化されていない子犬を販売する
生後間もない子犬は、親犬や兄弟と一緒に育ち、家族とさまざまな経験を得て成長します(社会化)。
良いブリーダーだと、きちんと社会化された子犬を販売してくれるはずです。しかし、悪質ブリーダーは生後間もない子犬も販売しようとします。
少なくとも、生後2カ月以上の子犬を販売するのが普通です。
施設環境が悪い
テレビやネットニュースでよく目にするのが、「設備が古くて汚い」「狭いところでたくさん飼育している」「ゲージを積み上げただけ」といった飼育環境で繁殖させている悪質ブリーダー。
さらに現地に行くと、「悪臭がヒドイ」「繁殖に使った老犬の扱いが雑」など、衝撃の光景を目にします。
見学の際にはキレイにしているかもしれませんが、もしかしたら、普段の様子とは異なるかもしれません。
何度か訪問し、環境整備をよくチェックしましょう。
誰にでも販売する
ブリーダーは、子犬に愛情を注いで育ててきたわけですから、ちゃんと面倒を見てくれる飼い主にだけ引き渡したいのが当然です。
そのため、ブリーダーは購入希望者のライフスタイルをよくリアリングして、「この人にウチの大切な子犬を引き渡して良いか?」チェックします。
もし、ブリーダーがあなたのことを信頼できなければ、販売してくれません。でも、そのくらい厳しいブリーダーでなければ、信用できません。
逆に、買う側のことを聞かないでホイホイ売るようなブリーダーは危険です。
まとめ
信頼できるブリーダーは、その犬種を誰よりも知っています。その犬種に関する質問をブリーダーにして、浅い知識しかないようなら、避けた方が良いです。
悪質ブリーダーから子犬を購入すると、そのブリーダーを支援することとなり、本当に信頼できるブリーダーの数が減ります。
信頼できるブリーダーは、
- 1~2犬種にしぼって繁殖させ、実績が長い
- 社会化させた子犬を販売している
- 清潔で施設の雰囲気が良い
- 買う側の環境をよく聞いてくる
といった特徴があります。
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