イタグレ(イタリアングレーハウンド)に「イヤーヘルパー」は必要ありません。と言うよりも、装着は危険なのでおすすめしません。その理由について解説します。
飼い主
ウチのイタグレは立ち耳です。
立派でしょ?
はな
「イヤーヘルパー」とは?
「イヤーヘルパー」とは、犬の耳の形を矯正する器具です。「立ち耳」を「垂れ耳」にしたり、逆に「垂れ耳」を「立ち耳」にすることが目的です。
立ち耳を矯正する場合は、生後2ヶ月頃から耳の先に重りなどを付け、1歳頃まで続けると立ち耳を防ぐことが期待できる、とされています。
イタグレは、立ち耳の子やローズイヤーの子など個体差があり、耳の形がそれぞれ違います。立ち耳のイタグレにイヤーヘルパーを使うことで、ピンと耳が立つことを防げ、ローズイヤーになることが期待できます。
イヤーヘルパーって必要?
イヤーヘルパーを使うことは、完全に飼い主のエゴであり、イタグレにとっては迷惑な行為です。
イヤーヘルパーをイタグレに付けても、
- 100%立ち耳を矯正できる保証がない
- 嫌がってストレスを与える
- 外れて誤飲する危険がある
- 見た目を変えるだけで意味がない
などのデメリットがあります。
知り合いのイタグレはイヤーヘルパーを付けて誤飲しそうになって危険な目に遭っています。個人的には絶対におすすめしません。
飼い主
耳の形は個性です。立ち耳も、個性として受け入れてください。
まとめ
イタグレに「イヤーヘルパー」は必要ありません。耳の見た目を矯正するだけの商品であって、何の意味もないどころか、外れると誤飲する危険性があります。
もちろん、飼い主によって考え方はそれぞれですので、付けたいと思う飼い主の気持ちも尊重します。もし付けるのなら、誤飲にだけは注意してください。