いつものように、イタグレ(イタリアングレーハウンド)にドッグフードを与えても、食べなくなったり、残すことがあります。
なぜ、食欲がなくなったのか?飼い主は、どう対処すれば良いのか?解説します。
この記事で分かること
イタグレの食欲が減る原因
イタグレの食欲が減る原因は、
- 成長に伴う食欲の減退
- ドッグフードに飽きる
- 人が食べる物に慣れた
- 病気
などさまざまです。
成長に伴う食欲の減退
生後6~8カ月のころに食べなくなったと感じたら、成長に伴い食べる勢いが減っただけです。飽きたわけでも、病気になったわけでもありません。
ドッグフードの1日の食事量の目安を見ると、9カ月ごろから与える量が少なくなっているはずです。食事量をよく確認して、守りましょう。
ドッグフードに飽きる
イタグレに限らず、犬は同じドッグフードを与え続けると飽きることがあります。ただし、飽きることがあっても、食欲が減ることはないので、心配はいりません。
人が食べる物に慣れた
人が食べるものを与え過ぎると、わがままになり、ドッグフードを食べなくなります。
基本的に犬は、数年間同じドッグフードを与えても健康に生きられるので、飼い主の余計な計らいで人の食べる物を与える必要はありません。
たまになら良いですが、人の食べ物を与え過ぎると、肥満の原因や栄養バランスが崩れる原因にもなります。また、中毒を引き起こす食べ物もあるので注意が必要です。
病気
上記に当てはまらず、他の症状も気になるようなら、病気が疑われます。
食欲の減退は、痛みや不快感から引き起こされることが多いものです。たとえば、急性の病気や打撲、骨折が疑われます。
軽い症状から重病まで多岐にわたり、素人での判断は困難なので、気になるようなら早めに動物病院で診てもらいましょう。
食欲が減ったときの間違った対処法
病気以外で食欲が減ったときに、「飽きたのかな?」とドッグフードを変えるのは間違いです。
すぐに別のドッグフードを与えると、「エサを食べなければ、もっとおいしいご飯をもらえる!」と学習してしまいます。
わがままに育つだけなので、食べなくなってからエサを変えるのは絶対に避けましょう。
食欲が減ったときの正しい対処法
健康状態に問題がなさそうなときに食欲が減っても、一時的なものなので心配はいりません。
少し置いておいて食べないようなら、サッと食器を片づけてしまいましょう。しばらくしたら、また同じエサを与えて様子を見ます。空腹に我慢できなくなったら、また同じエサを食べ始めるはずです。
暑い日は食中毒になる恐れがあるので、残した食事は放置しないように。
まとめ
食欲がない原因はさまざまですが、病気が疑われないようなら、まず心配はいりません。エサは変えず、今まで通りのドッグフードを与えてください。食欲がないからと言って、フードを変えるのはおすすめしません。
もし、食欲がなく、下痢・咳・吐き気・高熱などのほかの症状があるなら、動物病院で診てもらいましょう。
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