子犬のイタグレ(イタリアングレーハウンド)のしつけで、はじめに悩まれるのが
の3つではないでしょうか?
できれば早い段階でしつけを終わらせると、飼い主の負担が減り楽になります。そこでこの記事では、この3大お悩みの解決方法をまとめてご紹介します。
甘噛みを直す方法
「甘噛み」って自然に直る?
子犬のイタグレはみんな、甘噛みをします。
甘噛みをするのは犬の本能なので仕方のないことですが、自然には直りません。放っておくと成犬になっても甘噛みをしたり、本気噛みに発展することがあります。
はじめのうちは甘噛みされても痛くないので「コラコラ」なんて緩く叱ってしまいがちですが、そのうちガブガブ噛まれ、直しにくくなります。
甘噛みを直す方法
甘噛みを直す方法は
- マズルコントロール
- 噛んだら無視
の2通りあります。
効果的で即効性があるのは「マズルコントロール」です。マズルをグッとつかみ、「ダメ!」と目を見て一喝します。
マズルをつかんで叱る方法には賛否両論ありますが、ほかの方法ではなかなか直らず、時間が掛かります。飼い主は、限られた時間で甘噛み以外にもしつけをしたり、世話をしなければなりません。
気長にしつけられる飼い主は、「噛んだら無視」を何度も繰り返してください。
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甘え鳴きを止めさせる方法
「甘え鳴き」をする理由
子犬のイタグレが鳴く原因は、要求吠えがほとんど。「遊んで」「ご飯が欲しい」「サークルから出して」などの理由で鳴きます。
飼い始めは、夜にさみしくて鳴くこともあります。
甘え鳴きを止めさせる方法
甘え鳴きを止めさせる方法は、
- 見ない
- 近づかない
- 声を掛けない
- 遊ばない
を徹底すること。
一度でも声を掛けたりすると、継続して鳴いてしまいます。とにかく、鳴いている間は無視をすることです。鳴きやんで落ち着いたら、遊んであげましょう。
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トイレを覚えさせる方法
トイレトレーニングの期間
犬は本体、決まった場所で排泄する動物ではありません。それを毎回、決まった場所で排泄させるには、教える方にも時間と根気が必要です。
個体差はありますが、完全に覚えるまでに約1カ月は必要であることを覚悟しておきましょう。
トイレを覚えさせる方法
トイレを覚えさせる方法はいくつかありますが、サークル内でトイレを覚えさせるには
- サークル内に犬用ベッドとトイレトレーを置く
- トイレトレーで排泄しているときに「ワンツー」と声を掛ける
- トイレトレーの上で排泄したときにサークルから出してあげる(ご褒美もあげる)
をひたすら繰り返します。繰り返すことで、「トイレトレーの上で排泄すると良いことがある」と覚えさせます。
習慣化してきたら徐々に行動範囲を広くしていき、排泄をしたそうなタイミングで飼い主が「ワンツー」と指示すると、自発的にトイレに行くようになります。
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まとめ
子犬のイタグレの飼い主さんは、とにかく毎日しつけに苦労すると思います。
ご紹介した「甘噛み」「甘え鳴き」「トイレ」以外にもさまざまなトラブルがあって、本当に大変な毎日を送っていることと思います。私がそうでした。
でも、辛抱強く教えることで、すべてきちんと覚えてくれます。イタグレは賢い犬種なので大丈夫です。イタグレと自分を信じて、しつけに励んでくださいね。