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風邪に注意!イタグレの冬の健康管理

2018-09-08

イタグレの冬の健康管理

イタグレ(イタリアングレーハウンド)が冬に気を付けるべき健康管理のポイントをご紹介します。イタグレは冬の寒さが苦手です。冬になる前からよく確認して、健康に過ごしましょう。

冬の健康管理のポイント

冬

十分に運動させる

冬は体温を保持するために、多めのカロリーが必要です。短毛種であるイタグレは、他の犬種に比べて寒さに弱いので、夏場よりも1~2割程度多めに与えると良いでしょう。

ただし、エサの食べ過ぎは肥満の原因になるので、十分な運動も必要です。

冬の散歩や運動は温かい日中にして、太陽の光をたっぷり浴びさせることも、イタグレの健康にとって重要です。雪の日は無理に散歩に出る必要はありませんので、室内で十分に運動させましょう。

冬のシャンプーのコツ

冬は乾燥するので、フケが目立つ時期でもあります。寒くてもシャンプーをしてあげ、清潔な皮膚を保った方が良いでしょう。

シャンプーのポイントは、暖かい日中に手早く済ませること。洗う前に部屋を暖めておくのもおすすめです。

洗い終わったら、被毛を完全に乾かしましょう。イタグレは短毛なのですぐに乾きますが、念のため、よく拭いてあげてください。

冬の寒さ対策と室内の注意点

暖炉

寒さ対策の工夫

イタグレは寒さが苦手です。

冬の室内は、エアコンやストーブ、加湿器を使い

  • 温度22~23度
  • 湿度50~60%

くらいを保つようにしましょう。

天井付近と床では2度近い温度差が生まれるため、サーキュレーターなどで空気を循環させるような工夫が必要です。

イタグレは毛布に包まれるのが好きな子が多いので、厚手の毛布やブランケットをいくつか用意して、暖かくしてあげるのも良いかもしれません。

冬の室内の注意点

冬は、暖房器具による事故に注意が必要です。

よくある事故の例としては、

  • ヒーターに触れてヤケドをした
  • こたつのコードをかじって感電した
  • ホットカーペットや湯タンポで低温ヤケドをした
  • 石油ストーブやガスストーブから発生する炭酸ガスで中毒になった

などが挙げられます。

暖房器具によるヤケドに注意したり、コードはカバーをするなどの工夫をしましょう。十分に部屋の換気をすることも忘れずに。

冬に注意すべき病気と対策

霜

風邪

冬は空気が乾燥し、気温がグッと下がるため、風邪を引かないように気を付けます。

イタグレは短毛で皮下脂肪も薄いため、散歩のときには防寒コートを着させるなどして保護してあげる必要があります。家では犬用のホットカーペットを使うのも効果的です。

ただし、犬は体温調節が苦手なので、温めすぎも良くありません。たとえば、室内を暖房で25度以上にし、厚手の洋服をイタグレに着せ、ペットヒーターで過ごさせるのは過保護です。

下痢

急激な寒さにより、下痢になることがあります。特にイタグレはお腹周りの毛が薄い(と言うかほとんどない)ため、お腹を壊すことは珍しくありません。

下痢になったときは、寒さ対策を取るとともに、ドッグフードや水を温めてから与えるなど工夫も効果的です。

下痢は通常、2~3日で治りますが、それ以上続くようであれば他の病気も疑われます。動物病院で診てもらいましょう。

イタグレの便が緩いとき(下痢)の原因と考えられる病気
イタグレの便が緩いとき(下痢)の原因と考えられる病気

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呼吸器系の病気

空気が乾燥すると、風邪を引いたり気管支のトラブルになります。気管支炎や肺炎などの呼吸器系の病気にならないよう、加湿器で湿度を上げる工夫が必要です。

苦しそうな咳が続いているようなら、すぐに動物病院で診てもらってください。

肥満

イタグレは寒さが非常に苦手な犬種のため、寒い日は散歩を嫌がります。

散歩に出ないと運動不足となり、ストレスが溜まったり、肥満になります。外への散歩ができないときは、室内で十分に運動するように心がけましょう。

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まとめ

冬は体温を保持するために、多めのカロリーが必要です。同時に、よく運動させて肥満を防止することも大切です。

1日1~2回は外に出て散歩をすることが理想ですが、イタグレが寒くて外に出ようとしないのであれば、室内で事故に注意しながらたくさん運動させます。

冬は乾燥するので、風邪や呼吸器系の病気に注意が必要です。体を温め、温度・湿度が下がらないように気を付けましょう。

-お手入れ, 病気と医療