走るのが大好きなイタグレ(イタリアングレーハウンド)にとって、ドッグランは欠かせない場所。
ドッグランには、「有料」で貸し出している施設もあれば、「完全無料」で利用できるところもあります。
完全無料のドッグランはメリットばかりではなく、デメリットもあります。どんなデメリットがあるのか?この記事でご紹介します。
無料ドッグランのメリット
無料のドッグランを利用するメリットは次の3つ。
- 無料だから気軽に利用できる
- ワクチン接種などの証明書が不要
- 会員登録が不要
無料だから気軽に利用できる
無料のドッグランは、気軽に利用できるメリットがあります。有料のドッグランだと、「せっかくドッグランに来たんだから、しっかり遊ばせないと!」と飼い主が気合を入れてしまいがちですが、無料なら気負う必要がありません。
ワクチン接種などの証明書が不要
一般的に、有料のドッグランを利用するにあたって、狂犬病予防注射や、混合ワクチン接種の証明書を持参する必要があります。無料のドッグランは、これらの予防接種の提示が必要ありません。
会員登録が不要
有料のドッグランは、基本的にそのドッグランの会員登録が必要です。ドッグランによっては、登録料や年会費がかかることもあります。
無料のドッグランは、会員登録不要な施設がほとんどです。
無料ドッグランのデメリット
無料のドッグランを利用するデメリットは次の4つ。
- マナーの悪い飼い主もいる
- しつけのできていない犬もいる
- 病気やワクチン未接種の犬も利用できる
- 設備が不十分
マナーの悪い飼い主もいる
無料のドッグランは誰でも気軽に利用できてしまうため、マナーの悪い飼い主も来ます。基本的に皆さん良い人なのですが、たまに、ルールを守らない飼い主がいるんです。
これは有料のドッグランにも共通して言えることですが、無料のドッグランの方が多い傾向にあります。
しつけのできていない犬もいる
ドッグランを利用するには、きちんとした「しつけ」ができていることが条件となっています。
たとえば、「呼び戻し(名前を呼んだら帰ってくる)ができる」「他の犬に危害を加えない」などです。
ところが、無料のドッグランにはこういった入場規制を設けていない(規制はあるけど、制御している人がいない)ため、しつけができていない犬や、過去に咬傷事故(かんでケガを負わせる)を起こしたことがある犬もいる可能性があります。
病気やワクチン未接種の犬も利用できる
有料のドッグランは、狂犬病予防注射や、混合ワクチン接種の証明書の提示が求められるため、狂犬病予防やワクチン接種をした犬しか利用できません。
しかし、無料のドッグランはどんな犬でも利用できるため、狂犬病予防注射や混合ワクチン接種をしていない犬も利用できてしまいます。
設備が不十分
有料のドッグランは、利用者が支払った代金を設備費用などに充てるため、清潔で快適に利用ができます。アジリティ(障害物)や犬用グッズを無料で貸し出しているドッグランもあります。
無料のドッグランは資金源がないため、設備としては不十分です。犬の糞が放置されていたり、ゴミが落ちているなど、清掃が行き届いていないこともあります。
まとめ
無料のドッグランは、気軽に利用できる反面、マナーの悪い飼い主がいたり、しつけのできていない犬がいるデメリットもあります。
もしイタグレを無料のドッグランに連れて行くのなら、念のため、興奮している犬がいないか?マナーの悪そうな飼い主がいないか?だけでもよくチェックしましょう。