イタグレ(イタリアングレーハウンド)はスムースコートです。この記事では、犬の毛の長さの種類について詳しく解説します。
犬の「被毛(コート)」とは?
被毛(ひもう)とは、体を覆う毛のことを指します。英語で「コート(Coat)」と言います。
犬の被毛には、大きく分けて
- 長毛種「ロングコート」
- 短毛種「スムースコート」
の2種類があります。「ロングコート」と「ショートコート」と分類することもあります。
見てわかる通り、イタグレはスムースコートです。
ロングコートとスムースコートの違い
ロングコートとは?
ロングコートとは、毛の長い犬種の被毛を指します。
毛質は、ストレート、ウェーブ、やわらかい、堅いなどさまざま。毛が絡まりやすく毛玉ができやすいため、こまめな手入れが欠かせません。
代表的な犬種としては、「シーズー」「パピヨン」「ヨークシャーテリア」が挙げられます。
スムースコートとは?
スムースコートとは、毛の短い犬種のことを指します。
スムースコートをさらに細かく分けると
- ショートコート(短毛)
- スムースコート(極短毛)
- ワイヤーコート(剛毛)
の3つに分類でき、毛質も異なります。
ショートコート(短毛)
被毛が短く、やや堅い犬種。ロングコートよりも短く、スムースコートよりも長いです。「柴犬」「コーギー」はショートコートです。
スムースコート(極短毛)
被毛がとても短くなめらかな犬種。ショートコートよりも短い被毛です。「イタグレ」「ピンシャー」などの犬種は、スムースコートに該当します。
ワイヤーコート(剛毛)
針金のような独特の毛質が特徴の犬種。「ジャック・ラッセル・テリア」「ワイヤーフォックステリア」はワイヤーコートです。堅い毛質を保つためには、プラッキングという作業が必要です。
まとめ
犬の被毛には、大きく分けて「ロングコート」と「スムースコート」があります。イタグレは、「スムースコート」と呼ばれる短毛種です。
比較的毛の手入れは楽な犬種ですが、定期的な手入れは欠かせません。
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