飼育しているイタグレ(イタリアングレーハウンド)が、朝に黄色い嘔吐をしてしまいました。
そのときに学んだ、嘔吐の原因と対処法をご紹介します。
この記事で分かること
朝に黄色い嘔吐をする原因
胆汁の逆流が原因
イタグレが健康であっても、夕食と朝食の間隔が空きすぎると、朝に黄色い液体を吐くことがあります。
朝に黄色い液体を嘔吐するのは、十二指腸内の黄色い胆汁が胃内に逆流していることが原因です。
症状の例
ウチのイタグレの場合は、朝の9時ごろ、嘔吐をする前にお腹が「キュルキュル」「ゴロゴロ」と鳴り、そのあとに嘔吐しました。
嘔吐の量は、1回のおしっこくらいの量の黄色い液体を、続けて3回も吐きました。
食事は、嘔吐をする前日の18時に与え、次の日の9時に嘔吐しました。ちょうど、朝ごはんをあげようと思ったところで、吐いてしまいました。
朝に黄色い嘔吐をしたときの対処法
犬が嘔吐をする原因はさまざまであり、原因によって対処法が変わりますが、十二指腸内の黄色い胆汁が胃内に逆流していることが原因だとすると、病的なものではありませんので安心してください。
症状のチェック
念のため、嘔吐をした日は以下のような症状がないか?注意しましょう。
- 元気がない
- 食欲がない
- 下痢をする
- 同じ日に何度も嘔吐する
- 吐いたものに赤い物体が混じっている※
- 吐いたものに黒いツブツブが混じっている※
※胃の中で出血している可能性あり
上記に1つでも当てはまるようなら、動物病院で診てもらった方が安心です。
様子を見て、元気と食欲があり、嘔吐を繰り返さないようであれば大丈夫です。
吐いた日の食事
黄色い液体を吐いてしまった日は、ドライフードをそのまま与えるのではなく、ふやかしたドライフードを少量、数回に分けて食べさせるようにしましょう。
その日に食べたものを吐かなければ、とりあえず安心です。
吐いた日の翌日
翌日以降は、「前日の夕食」と「次の日の朝食」の間隔を空けすぎないようにしましょう。夕食と朝食の間隔を短くすれば、嘔吐は消失するはずです。
まとめ
イタグレが朝に黄色い嘔吐をしてしまうと、飼い主はかなりビックリし、心配になってしまうかもしれません。
ですが、ほとんどの場合、十二指腸内の黄色い胆汁が胃内に逆流していることが原因であり、病的なものではありませんので安心してください。
もし、元気がなかったり嘔吐を繰り返すなど「ちょっと様子がおかしい」と思ったら、早めに動物病院に行くことをおすすめします。