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イタグレの避妊・去勢手術の流れ

2019-01-28

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イタグレ(イタリアングレーハウンド)の避妊・去勢手術の流れをまとめます。これから避妊手術または去勢手術をしようと考えている飼い主の方は、ぜひ参考にしてください。

飼い主
ウチは避妊手術をしました。

避妊・去勢の時期

避妊・去勢手術を行う最適な時期は、性成熟を迎える前です。

性成熟の前

理由は、メスのイタグレの場合、最初の発情期前に避妊手術を行うことで、乳腺腫瘍(乳ガン)の発症確率が飛躍的に下がるためです。

2回目の発情期前でも効果はありますが、1回目の前よりも効果は下がります。3回目以降になると、乳腺腫瘍に対しての効果はなくなります。

オスのイタグレの場合では、マーキング行動を覚える前に去勢手術をすることで、高確率で予防ができます。

性成熟はいつ?

個体差はありますが、イタグレは生後6~9カ月ごろになると性的に成熟します。メスは、発情期になると外陰部が腫れ、出血などがみられます。

飼い主
メスは発情を迎えてしまうと、一定期間は避妊手術が行えません。
早めに手術するワン!
はな

避妊・去勢手術の予約

一般的に、避妊・去勢手術ができる時期は生後6カ月以降です。避妊・去勢手術の予約は、希望日の1週間以上前に動物病院に電話などで連絡をします。

料金の相場は3~5万円前後で、動物病院によって差があります。当日に退院できる病院もあれば、数日入院する病院もあります。予約の前に一度、いくつか比較してみると良いかもしれません。

予約の際、前日や当日の過ごし方について動物病院から指示があります。きちんとメモしておきましょう。

飼い主
生後6カ月を過ぎたら、通っている動物病院に相談してみましょう。
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避妊・去勢手術前日の過ごし方

避妊・去勢手術の前日は、夕方以降は絶食です。動物病院によっては「夜7時以降はご飯をあげないでください」などと指示があるので、それに従います。おやつなどを与えるのもダメです。

飲水については、動物病院によって異なります。「夕方以降は飲ませないで」と指示があることもあれば、「水を飲むのはOK」としているところもあります。よく確認しておきましょう。

飼い主
絶食すると翌日の朝に嘔吐することがありますが、生理現象なので健康上の問題はありません。
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避妊・去勢手術当日の流れ

避妊・去勢手術の当日は、

  • 朝ごはん抜き
  • 排便・排尿を済ませる
  • エリザエスカラーを持参(持っていれば)

で、予約した動物病院に行きます。

当日に退院できるところもあれば、1~2日入院する動物病院もあります。

避妊・去勢手術後、イタグレが傷口を気にして舐めてしまうことがあるのでエリザベスカラーをします。持っている飼い主の方は、持参しておきましょう。

飼い主
手術後はウンチで痛がることがあります。なるべく、手術前に済ませておきましょう。
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避妊・去勢手術後の抜糸

避妊・去勢手術の7~10日後に動物病院で抜糸します。抜糸後1週間はシャンプーができません。

動物病院によっては抜糸の必要がない「溶ける糸」を使用することがあります。この場合、糸は自然に溶けるので通院の必要はありません。

以上で、避妊・去勢手術が無事終了です。

はな
大変だったワン。
お疲れさまでした。
飼い主

まとめ

避妊・去勢手術は、性成熟を迎える前の生後6カ月以降に行います。手術の費用は動物病院によって異なるので、予約の前にいくつか比較してみると良いでしょう。

手術の前日は、夕方以降は絶食です。手術後は、排尿や排便の際に痛みが生じることがあります。なるべく、手術前に排尿や排便を済ませてから動物病院に連れていきましょう。

抜糸は手術の7~10日後です。抜糸が終わったら、避妊・去勢手術の終了です。

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