子犬のイタグレ(イタリアングレーハウンド)を飼育し始めたら、初年度は3回のワクチン接種を行います。この記事では、ワクチン接種の種類・時期・料金の目安についてご紹介します。
この記事で分かること
ワクチン接種の必要性
本来、子犬は母犬からの初乳を飲むことで、母親が持つ抗体を獲得します。
ところが、この抗体は体内で徐々に減少するため、適切なワクチン接種が必要になります。ワクチンを打つことで、一度に複数の病気を予防できます。
ワクチン接種の種類と料金
子犬のワクチン接種にも、「2種」「5種」など複数の種類があり、種類によって料金も異なります。
種類
主な感染症とワクチン接種の組み合わせは以下の表の通り。
予防できる病気 | 2種 | 5種 | 6種 | 7種 | 8種 |
ジステンバー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
パルボウイルス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
伝染性肝炎1型 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
伝染性肝炎2型 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
パラインフルエンザ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
犬コロナウイルス感染症 | ○ | ○ | |||
レプトスピラ2種 | ○ | ○ |
料金
予防できる病気の数が多いワクチン接種ほど、料金も高くなります。つまり、一番安いのは2種で、一番高いのは8種です。
料金は動物病院によって異なります。目安は、「6種」で約6,000円、7~8種で9,000円くらいと考えてください。
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ワクチン接種の時期
複数回接種するワクチンは、1度接種したら、次の接種まで間を空けます。ペットショップには、1度接種したら3週間空けて、次のワクチンを接種するよう案内されました。
- 1回目:生後約6~7週間前後
- 2回目:前回の約3週間後
- 3回目:前回の約3週間後
ただし、ワクチン接種の種類や動物病院によって間隔の空け方は異なります。必ず、ワクチン接種を受ける病院に事前に相談しましょう。また、イタグレの体調が悪いと予防接種ができず、延期となります。
2回目以降は、前回のワクチン接種証明書を忘れずに持参してください。
まとめ
子犬のイタグレを飼育し始めたら、3回のワクチン接種を行います。ワクチン接種の種類はさまざまで、種類によって料金が異なります。動物病院と相談しながら決めましょう。
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